保育(すみれ幼保園の子どもたちを通してこれからの保育を考える) 赤ちゃんの成長と発達

赤ちゃんの標準体重は?、、など、乳児期、幼児期へと成長、発達していく特徴をご紹介しています。 また子供の屋外遊びや運動遊び、楽しいゲームのアイディアや絵本の読み聞かせ。 ヨコミネ式教育法のご紹介なども。


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保育(すみれ幼保園の子どもたちを通してこれからの保育を考える) 現代っ子の実態と食事

現代っ子の実態と食事

今、何処でも言われている朝食ぬき、野菜不足、生活リズムの乱れ、運動不足、体力や忍耐力がない・・・そこをどう改善していけばいいのでしょうか。

食生活が一見豊かになり、いつでも手軽に食べ物が手に入り、欲しいものをほしいだけ食べられるようになりました。そのような中でだんだんと不規則で栄養の偏った食事になっていきました。その結果、偏食、肥満、食生活習慣病が増え、また、精神状態が不安定となり、すぐかっとなりイライラする、物事に集中できない等の子どもが多くなってきました。

脳の発達にも悪い影響が見られるとの研究報告もあります。幼稚園や保育園で、年々アレルギー性皮膚炎の子どもが増えているのも事実です。普通食が食べられない子どもは、園で、一人ひとりに合った代替食を作って与えているのが実態です。学校にあがっても改善できない子どもも多くなりました。集団生活のなかで、皆と同じものが食べられないということは、かなり問題だと思います。

このような実態をふまえ正しい食生活を維持し、子どもの心と身体の健康を守るために平成17年6月に「食育基本法」が制定されました。食育の基本に基づき各自治体で、いろいろな取り組みがなされています。
・健康調査 ・生活調査 ・食生活調査等いずれも問題がありましたが、食生活といじめについてのアンケート調査結果にも、問題があることが明らかになってきました。脳の発達と食事、子どもの成長と食事、偏食に関する取り組み、アレルギーと食べ物、食生活の問題等々、新しい観点から見直しがなされております。いろいろな観点から、現代っ子の実態とすみれ幼保園のこどもたちの食事と健康について比較検討してみましょう。

今年で創立30年を迎えるこのすみれ幼保園は周りを畑や山や川にかこまれるという恵まれた環境の中、今年度、すみれ組、つばめ組(5−4歳児)24名、すずめ組、ことり組(2−3歳児)が13名、ひよこ組(0−1歳児)16名の大家族で生活しています。

この大家族の、大黒柱である、園長は、おばちゃん先生と親しまれている、浜田幸代さんです。どこからも公的補助を受けないで、自力でやってきました。ここに、すみれ幼保園が存在するのは、これまでの、並々ならぬ、努力と誠実さが実を結んだのだと思います。

「子どもたちを大自然の中へ」創立当初からの一貫したスローガンです。なにより大自然の中で、裸足になり、四季おりおりの昆虫遊び、また自分たちみんなで、植えた野菜の成長を楽しみながら、世話をしている子どもたちは、明るく元気そのものです。

続く

すみれ幼保園の基本的な考えと実践

<自然との共生・命の大切さ>

昔から「寝る子は育つ」と言われているように、「夜きまった時間に寝る」「バランスよく食べる」「充分な遊び(労働)を楽しむ」「決まった時間にねる」ことを自然界のリズムにあわせて、規則ただしい生活リズムをつくることが何よりも大切である。私たち人間は、自然との共存のなかでしかいきられない。自然は、人間を生かそうと努力しているが、人間は、便利さだけを求め自然を破壊している。私たち人間も自然の一部であることを踏まえ、自然の摂理に身を委ねていくべきである。

私たちの身体には、「生命力」ともいうべき、基礎体力や免疫力など自然治癒力が備わっていて、病気になったら、自分で治そうとする力が、自然とはたらくことを信じて「自分の健康は自分で守る」という考えが大切である。
「食」は、昔は、生きるため、身体の健康を維持するためのものであったが、今は、心も身体も健全に育成するために欠かせないものになった。「食」をとおして、自然への感謝の気持ち、食にかかわる人達への感謝の気持ちに、どうしたら,気付いてもらえるか、それは、体験することが、一番早道だと思います。高齢者の知恵を借り、一緒に菜園活動をすることにより「ありがたい」という感謝の心が育ってきました。


<卒業生(学童)との共同作業(遊び)>

すみれ幼稚園では、土曜日、夏、冬、の休みになると、卒業生(学童)が来てお手伝いしてくれます。自分たちが生活していた園で当たり前のように、あかちゃんたちのお世話をしている姿は、昔みんなが目にした光景だと思います。上の兄ちゃんが下の子の面倒を見る、今ではなかなか、経験できないことだと思います。そんなことを、普通に感じられる、すみれっ子卒園生は素晴らしいこどもたちです。休みの日、時々「釣りさおをかしてね」と言ってくることもあります。高学年になると、テレビやゲームに夢中になると思っていたが、そこが、一味違うすみれっ子です。

食育とは、自然の流れのなかで、子どもたちが、食べ物に触れ手にとった物を違和感なく、口に入れるという人間本来の当たり前の姿、自然の行動です。そこで、子どもたちは、満足し、情緒が安定し、食文化を体験により、身につけていきます。自然のなかで、何時食べる(おなかがすいたとき)か、また、感謝して食べるとか、自然と身につきます。ところが、今の子どもは、自然に触れることなく、人口的に加工された異質なもの(添加物)を取り入れて、そこに暖かさも満足もないのです。

幼児のころから室内で過ごすことが多く、裸足で外の自然にふれながら遊ぶことができない、いまの環境問題がそこにあります。室内で大人に管理されながら、自分で考え行動する前に大人が口を出して、子どもが本来もっている、やってみたいという意欲や自主性が育たなくなっているのです。 その不満が幼い心にストレスがいっぱいになります。外は危険だからと大人は過保護になります。子どもは外が大好き自然の中でのびのび遊びたいのです。


<自然のなかで体験をとうして学ぶ>

月に1回食育の一貫として、子どもたちと一緒に給食つくりをしています。大人からみると「小さい子どもに包丁なんか持たせてあぶない」とか「子どもたちにはまだ早い無理だろう」とさまざまな意見と不安があるでしょう。こどもたちは、それぞれすぐれた適応能力をもちあわせているはずです。それに、こどもたちは、「こうしたらあぶない」「こんなときどうしたらいいのだろう」と疑問を持ち時間がかかっても、それを解決する能力をもっているのではないでしょうか。このような日常の体験からもこどもたちは、だんだんと成長して行くと思います。
古いことわざに「三つ子の魂百まで」とありますが、今、このときにしかできない体験は、子どもたちの脳裏に鮮やかに残ると思います。



<高齢者とのかかわりで心の安定>

7年前から、高齢者のデイサービス事業を敷地内にはじめました。 こどもたちは、高齢者と触れ合う機会が多くなり、お年寄りの方の話に耳をかたむけています。

現代は核家族が多く、家族の絆もでき難いといわれていますが、祖父母と離れ、核家族のなかで暮らすことの多いこどもたちにとっては、得難い体験をしているのではないでしょうか。そんな子どもたちを見ていると、とても心が和んできます。デイサービスを利用されている方たちも、息子・娘・孫たちが県外に住み、自分たちだけで、生活されている方も多く、こどもたちとのかかわり、触れ合いを楽しみにされてお年寄りも多いようですが、最近の保育現場では、数少ない光景ではないかと自負しています。


<高齢者との共同作業で野菜づくり>

高齢者も一緒に、種を蒔き、苗を植え、水をやり野菜を育て、収穫するまでの作業をしています。季節にあわせた野菜を植え、どのように成長しそして、どんな実ができるかを身をもって、体験し、またそれを手で触り口にするときの子どもたちの喜び・笑顔キラキラ光る目をみるとき、こちらまで、幸福感でいっぱいになります。


保育の目標
・太陽ときれいな空気をたくさんあびる用、外遊びを多くさせる
・水やお茶を与え甘いジュース類は与えない
・添加物のない自然食を与える
・全身運動・よく歩く
・生活リズムを整え、夜行生活をさせない
・感謝の心を大切にする


赤ちゃん連れでも安心な旅行情報あります( ´∀`)/


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プロフィール、著作権、免責事項について
乳 幼児期の保育教育が専門で、保育所の所長などの現場で20年、合計45年のの経験を持つ著者が「乳 幼児期の発達段階」について纏めました。  福岡県立大学を経て、現在は九州保健福祉大学の非常勤講師。 地域の講演会、ボランティア活動など、多忙の日々を送っています。

このブログは1997年の論文、「乳幼児保育の理論と実践」から抜粋したものです。 文章やイラスト(白黒の分)の使用はご遠慮ください。

  免責事項
このブログの情報につき利用者の方がいかなる損害を被った場合でも一切責任を負えませんので、利用者の方自身の責任においてご利用ください。 特に子どもの遊びについては突発的な事故が予想されますので充分、注意されてください。 



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